« 解きたい | メイン | 猫ちぐら »

ハルディン・ホテル[ 芝居 ]

ナイロン100℃ 25th session <10周年記念公演> 「ハルディン・ホテル」
観劇日:11月13日(木) 劇場:下北沢本多劇場

久しぶりのナイロン。
ナイロン100℃が10周年なんてすごい。その前の劇団健康も含めると20年近く芝居に関わっているのですねケラさん。もう有頂天のケラというよりエンゲキ人のケラリーノ・サンドロヴィッチなんですな。認識を改めよう。今さらながら。

いつものようなドカンドカンと笑って腹よじれる〜というかんじにはなりませんでした。
たくさん笑いはしたんですけど。
どちらかというと、笑いも、狂気も、涙誘うシーンも、ぜんぶ瀬戸際でせき止めているようなかんじ。それでそれらがいい具合に溶け合ってるかんじ。あるホテルでの現在と10年前の出来事のお話なんだけれど、そのふたつの時間もうまーい具合に溶け合ってました。
出来事だけとって見るとものすごく変なシーンなのに何で涙が出るの?と悔しい思いのラストシーン、さすがです。

それにしても、久しぶりの本多劇場だったんですが、本多劇場の売店でスタバのコーヒーを売っているのはなぜ!?観劇前にビールでもと思って売店に行ったらいつものおっちゃんがいない!代わりにスタバのエプロンをした女の子がふたり!多くの人はスタバのコーヒーを飲める方が嬉しいであろうことはわかりますが、スタバには何にも恨みはないけれど、ビール飲ませろちくしょう!
そしてあのおっちゃんはどうしたの?どこ行ったの?げんきなのー?