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ウォッチミー・イフ・ユー・キャン[ 芝居 ]

シベリア少女鉄道vol.9「ウォッチミー・イフ・ユー・キャン」
観劇日:1月11日 (日) 劇場:下北沢駅前劇場

観劇を初めて6年目に入りまして、近頃、観る劇団や役者、芝居の傾向が固定してきたので、
たまには毛色の変わったものを……と思ってシベリア少女鉄道を選択してみました。
舞台は昭和25年。結婚を決めた若いふたりが実は兄妹!?ちゅうコテコテ昼ドラっぽい
すてきなストーリーを、古きよき時代の(!)モノクロ日本映画を誇張したような演技で進める
前半部分にくすりと笑わされていると、突然、世界が、DDRへと、変わる。
ストーリーはきちんと展開していくんだけれど、外枠がDDR。
い、意味わかんないっしょ?しかしあの状況をうまく説明するのは少し困難なのと、
文章で説明してもたいしておもしろくないと思うので詳細は省きますが、いやー、笑った笑った笑った……。
目の前の世界がいきなり激変する、その瞬間の驚きの心地よさってのは、今まで味わったことがなかった。
たぶん他には絶対にないお芝居ですね。
少し演技が拙い気もしましたが、その拙さこそがおもしろさなのかもとさえ思わせる、
妙な魅力にあふれた劇団でした。
次も行こう!
そして次はTOPS進出だそうです。