« 2004年11月 | メイン | 2005年02月 »

2004年12月17日

勧進帳 [ 芝居 ]

たぶん、15年ぶりくらいに、生でまともに歌舞伎を観ました。

今回は「社会人のための歌舞伎入門」ということで、上演前に、スクリーンを使って歌舞伎や演目の「勧進帳」についての説明がありました。
台本ももらえて、非常に親切。

やはりなんといっても染五郎丈!
彼の華のあるたたずまいにほれぼれ。
そして幸四郎の弁慶。かっこよかった。見せ場がたくさんあって、そのひとつひとつが、ぴたりぴたりと決まっていて、観ていてぞくぞく。興奮してしまいました。
歌舞伎っておもしろい。

「社会人のため」ということもあってか、開演時間も7時からと遅めで嬉しい。
さすがに演目は一つだけだったけれど、おかげでチケット代は安いし。
こういう機会がまたあるといいものです。

社会人のための歌舞伎入門「勧進帳」
国立劇場
出演:松本幸四郎 市川染五郎 中村芝雀 他

2004年12月12日

スキップ [ 芝居 ]


ここ数年キャラメルボックスは見ていなかったのですが、原作(未読)に興味があったので行ってみました。

小説を2時間にまとめたからでしょう、展開が早くて主人公の気持ちについて行けないところがありました。
原作を知っている人は補完できたんでしょうけど。
説明セリフが多すぎなのは、いつも通りですね。
でも、やはり題材がすばらしく、泣けました。

役者さん。
巧い人は巧い。
以前から巧くないと思われた人はやはり巧くない。
なかなか役者さんが育たないのはどうしてなんでしょうね。
でも、たぶん、新人さんだと思われる主人公の娘の役の女優さんがとても巧くて感心しました。


演劇集団キャラメルボックス
TIME TRAVEL THEATER VOL.1 スキップ
サンシャイン劇場
原作:北村薫「スキップ」
脚本・演出:成井豊
出演:坂口理恵 岡内美喜子 岡田達也 西川浩幸 岡田さつき 細見大輔
前田綾 畑中智行 温井摩耶 大木初枝 三浦剛 實川貴美子
RED 藤岡宏美 左東広之 松坂嘉昭
GREEN 青山千洋 筒井俊作 多田直人

次回公演
演劇集団キャラメルボックス 劇団創立20周年記念公演1「TRUTH」
東京公演:2005年2月17日(木)〜3月27日(日)サンシャイン劇場 
大阪公演:2005年3月31日(木)〜4月3日(日)メルパルクホールOSAKA 
神戸公演:2005年4月7日(木)〜10日(日)新神戸オリエンタル劇場
作・演出 成井豊+真柴あずき
CAST(予定)
岡田達也 上川隆也 大内厚雄 小川江利子 細見大輔 岡田さつき
篠田剛 岡内美喜子 畑中智行 筒井俊作
GUEST 川原和久(劇団ショーマ)
劇団創立20周年記念公演第2弾はなんと「広くてすてきな宇宙じゃないか」と新作のハーフタイムシアターだそうです。

2004年12月04日

消失 [ 芝居 ]


カンベンしてください。紀伊国屋ホール。
尻が痛い(椅子のつくりが悪い)。
腰が痛い(椅子のつくりが悪い)。
前の人の頭がじゃまでステージが見にくい(劇場のつくりが悪い)。
おまけにナイロンの芝居は長い(いつものことです)。
そして何故か今回は休憩がない(尻が痛い)。
いやーもー、ほんと辛かったのです。が!
芝居はよかったー。

前半の軽妙な感じ、ナンセンスな会話が、じっくりじっくり後半へつながり、
重く、切なく、苦しくなっていく。
ナイロンの役者さんは、本当に素晴らしくうまいし、八嶋さんの異質さは、役どころとマッチしていてよかった。
相変わらずセンスのいい映像も堪能。
最後のシルエットの演出にも感動しました。

本当はもう一度見たかったのですが、あの辛い椅子に長時間……と思うととても根性が出せず断念。
ああ。残念。

地方公演があります。お近くの方は是非行くべし!

ナイロン100℃ 27th SESSION「消失」
作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:犬山イヌコ みのすけ 三宅弘城 大倉孝二 松永玲子/八嶋智人


2004年12月02日

あまりに久しぶり [ つぶやき ]

うんざりするほど更新をさぼっていました。
さぼりすぎです。
9月の20日に、オレァ飲み続けてやるッ!と息巻いて以来、ぱたりと止まって、気付けば師走です。
その間何をしていたかというと、あ、ま、たしかに飲み続けてますね。
それと興味がmixiの方にばかりいってしまい、blogに対しては失われておりました。
でも、観たお芝居もたくさんあるし、ちょこっとずつでもまた書いて行ければな、と。