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2003年10月17日

復活! [ 音楽 ]

10月に入ってからというもの、ろくなコトがおこらない。
手始めに、職場の電気ポットが壊れた。
それから数日後、我が家のCSチューナーが壊れた。
更にそれから数日後、ビデオデッキが壊れた。
そしてその日の午後に捻挫した。
翌週、いやな飲み会に出席しさせられ、メンツだけでなく、飲み物も(生ビールさえ!あれは発泡酒にちがいない。ワインなんて味がなかった)食べ物もまずいのに激怒し、その翌日に発熱した。おかげで三連休は寝込んでた。
なにをやってもちっともうまくいかないし、やる気はおきないし、やたらと疲れる。
寒いし。秋はいやだ。寒い。暑い暑い夏がいい。
ああ、きっと秋が悪いんだ。秋のせいなんだ。そうに違いないんだ(母さん風)。

そう嘆き続けて半月。
わたしの前に救世主がやってきた。あ、帰ってきた。いや、違うな。なんだろ。踊ってた。歌ってた。「ポーッ」とシャウトしてた。東京ベイベエ、君のためなら給料の三分の一くらいなら使ってもいいぜえと言っていた。
そう、その救世主は岡村ちゃんっ!行ってきたんすよ!岡村靖幸フレッシュボーイTOUR!の最終日!ZEPP TOKYO!
もともと元気なんてないんで、ゆっくり楽しもーとおもってたんだけど、開演して「いじわる」が始まった途端、はじけてしまいました。キャーッやすゆきいいい!
そして、「聖書」「生徒会長」。な、なつかしい。そして歌詞ぜんぶわかる。わすれないものね。
あっという間に踊って踊って汗だくになってしまった。
「あの娘ぼくロングシュート決めたらどんな顔するだろう」ではなぜか泣いてしまった。
情感込め込めの「イケナイコトカイ」も、えろな「家庭教師」もよかったし、激しく元気でねっとりといやらしく、ああ、岡村ちゃん、おげっ!なかなかやるじゃん!
そして「OUT OF BLUE」でさわやかにおしまい。
あーたのしかった!
そして、踊り疲れて疲労困憊だったけれど、やたらと元気になった帰り道。
ありがとーおかむぅらちゃん!


2003年10月08日

まとめて [ 芝居 ]

さぼっている間に芝居を4本観ました。まとめてエントリーだ。

泪目銀座3つの事情 女性版
観劇日:9月13日(土) 劇場:シアタートップス
裕木奈江、遊井亮子と薄幸そうで少々ぐったりな女優好きの相方のたっての願いで見に行きました。出演者の山下容莉枝さんもそのラインなのね。しかし、その山下さんがとても良かった。しっかりさんなんだけど天然ボケな感じがよく出ていました。櫻井淳子さんは…美しいですね。でも芝居にキレがない気も。西牟田さんは強烈でした。
ちなみにこのお芝居、殆ど同じ脚本、設定で男性版というのもありました。そちらを観られなかったのがとても残念。


沖縄から帰って来た翌日に、昼に「OINARI」、夜に「ビューティフル・サンデイ」と、無謀なはしごをしてしまいました。
OINARI−浅草ギンコ物語−
観劇日:9月27日(土) 劇場:青山劇場
宮本信子に中条きよしか……いったいどんな芝居に……と少々観劇をためらったのですが、脚本は劇団☆新感線の中島さんだし、演出は花組芝居の加納座長だし、花組の役者もたくさん出るしと、急遽思い立ってチケットを入手して行きました。が、ストーリーにはあまり魅力が感じられなくて少々残念。でも花組芝居のファンとしてはじゅうぶん楽しめました。加納さんのあの役はずるいとしか言いようが……。潤さんに至っては卑怯では……?というほどに、花組の女優(あ、女形か)陣が出番少ない割には暴れておりました。うん。そういう意味では楽しめました。あと、柳家花緑さんのキレのいい動きに感動。落語家さんなのになぜ?

サードステージ ビューティフル・サンデイ
観劇日:9月27日(土) 劇場:俳優座劇場
ビデオで何度も見ていて、セリフも展開もすべてわかっているのに、まるで初めて観るかのような新鮮な感動に涙してしまいました。やはり芝居は生です。
長野里美さんは本当にすばらしい役者さんです。小須田ファンとしてはずっと小須田さんを眺めていたいのに、どうしても長野さんに引きつけられてしまって困ります。その表情。声。それから、ジュノンスーパーボーイが浩樹をやるのー?うへえ、と思っておりましたが、私が悪かったです。武田光兵くんはとてもよかったと思います。でも小須田さんがいちばんです。小須田さんは最高です。次のG2プロデュース「止まれない12人」、夫を質に入れることになっても行きます。絶対。


自転車キンクリートSTORE 「人形の家」
観劇日:10月4日(土) 劇場:シアタートップス
イプセンの「人形の家」がこれほどおもしろい芝居に仕上がるとは思ってもみませんでした。つっても、原作を読んだことはないし芝居で見たのも初めてなんですが。
女性の自立を描いたことで有名な作品だと記憶しているので、そんな古くさい話がおもしろいわけがないと思っておったのですがなかなかどうして。設定を日本にずらしたのも全然違和感ないし、力のあるうまい役者ばかりで、すばらしい芝居に仕上がっていました。特筆すべきはやはりノラ(日本の役名があった。タカコ・・・?)をやった三鴨絵里子さん(ラッパ屋)。ものすごいリアリティ。彼女の、夫への愛が冷めていくその過程が手に取るようにわかりました。たぶんわたしも同じスピードで、あの男を嫌いになっていたんだと思います。こんなに役に感情移入したのははじめてではないでしょーか。
終演後、男をひとり捨ててきたような、悲壮感と達成感とある種の爽快感で充ち満ちてしまい、ぐったりと疲れて帰宅しました。

2003年10月03日

アワモリハネムーン [ ]

先週は、夏休みで沖縄に行っておりました。
まあ、ハニムーンというやつでもあります。
何も話したくなくなるほどに美味かった石垣牛の上カルビ、なぜか泳げるようになったシュノーケリング、青珊瑚、色とりどりの魚、毎日のように食べた沖縄そば、などなどなど、素晴らしい5日間でございました。
そして泡盛は、本当によく飲みました。もう、絞ったら泡盛しか出てこないんじゃないかってくらい。
居酒屋で飲み、お土産屋で飲み(試飲)、部屋で飲み、バルコニーで飲み、あ、瑞泉酒造でも一通り試飲したな。毎晩へろへろでした。自分が豆腐ようにでもなったみたいでしたよ。
そしてそんなわたしの泡盛ライフを支えてくれたのがウコンです。
寝る前に10粒くらいウコン粒を飲むのです。そうすると、二日酔いもなく、翌朝すっきり目覚められます。
泡盛とウコンは、わたしの沖縄旅行を支えた二大特産物でございました。
ああ、なんて色気のないハニムーン………。