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2006年12月05日

初めていれたボトル [ ]

酒を日常的に摂取するようになったのは、22歳の冬頃を境にしてだと思う。
こっぴどい失恋というわかりやすい原因で、当時は浴びるように飲んでいた。
飲んでない昼間はひたすら卒論を書いていた。そして、夜は飲んでいた。飲んで唸っていた。わたしを棄てた男を思って吠えていた(実は、そのしばらく後、わたしの裏切られ方が当時思っていた以上であったことがわかったが、そのときはもう未練も何もなく、ただ死ねばいいのにと思った。怖っ!)。
わたしの22歳の別れはまあ、どうでもいいんですが、そのときのやけ酒をきっかけに、日常的に飲酒するようになったのだった。
卒後、3年間の院生生活を経て、晴れて社会人になり関東へ引っ越し。
ほどなくしてなじみの店もでき、一人で飲んだくれる日々(このときも恋愛がうまくいってなかったな)。
この頃、初めてお店にボトルを入れる。
初めて入れたボトルはなんと、紹興酒であった。
当時、紹興酒のロックにレモンを絞るのが自分の中で大ブームであった。
よほどたくさん飲んでいたのだろうか。お店の人に「ボトルいれた方が……」と言われ、そうすることにしたのだった。
しかし、初めていれたボトルが紹興酒って、なんというかこう、しまらない。
ジャズバーでバーボンとかそういう大人のカッコヨサからは、遠く離れている。
そして、人生二度目に入れたボトルが泡盛となると、もうわたしの酒道は決まってしまったと言わざるを得まい。
わたしはわたしの酒の細道を、ちんたらとゆくばかり。


2004年09月20日

貫けわが道! [ ]

1日に缶ビール(350ミリリットル)1本に含まれる程度以上のアルコールを飲む女性が乳がんになる危険は、まったく飲まない人の約3倍

たとえば、この先わたしがアルコール断ちをしたとするならば、
この危険度はいく分」か下がっていったりするというのだろうか?
ならば考えよう。
しかし、いまさら遅いと言うのであれば、これまでの道を、これからも貫くまでである!

何、威張ってんだオレ。

2004年05月11日

居酒屋日記 [ ]

ゴールデンウィークがあったりなんだりで、少しお休みしていた居酒屋活動ですが、再開しました。

先週のオーダー
つまみ
・久里浜自家製煮真タコ
・四国生(ナマ)活トリ貝
・グリーンアスパラ揚げ

酒は、エビスビール生、黒龍(一合)、黒糖焼酎 長雲30°ロック(二杯)

タコは新鮮なタコらしい甘みが口いっぱいに広がって感動。
トリ貝はたぶん初めて食べたんだけど、貝らしい磯くささがたまらんかった。
速攻ビールを飲み干し、黒龍をオーダー。
なんだか食べ足らなくてグリーンアスパラ揚げを頼んで、黒糖焼酎に合わせた。

焼酎を飲み始めるようになってから、たぶん二年か三年くらいだと思うのだが、
未だに食べ物の合わせ方がわからない。
無難に何でも合うと思うのだが、
たとえばホヤ(大好き!)と日本酒みたいに、これだ!という組み合わせにはまだ巡り逢っていない。
日本酒と違って、つまみがなくても飲めるお酒かな、とも思うんだけど。

それにしても久しぶりのひとり酒はきいたなー。
ちょと酔いました。

2004年04月25日

居酒屋日記 [ ]

先週の居酒屋日記を忘れてた!

この日は珍しく、強面の店主が厨房から出てきていて、
席についたわたしにぴったりと張り付き、
「ねー、何にすんのー?」と執拗に聞いてくる。
わたしにとって、この店のメニューを眺めているときは、
どんなときより真剣で、そして神聖なときなのである。
だからいくら店主とはいえ、邪魔なんかしてほしくないのだ。
とはいえ、やっぱり強面の店主が怖いので、
「な、何がいいでしょーねー」とおそるおそる聞くと、
「絶対美味いから」と選んでくれたのがこの2点。

先週のオーダー
・銚子一本釣り真タイ刺身
・生桜エビの薩摩揚げ

いやー、たしかにうまかった。
真鯛はこりこりと歯ごたえがあり、そしてすごく甘かった。
この時点でビールは飲み干し、早速、先週も飲んだ(好きなんです)
天の戸 特別純米 醇辛をオーダー。
店主が「うまかったら、厨房の中まで聞こえるくらいに大きい声でうまいと叫べ」と
脅したので、恥ずかしかったけれど厨房に向かって「お、おいひぃ〜」と言って見ると
「聞こえねぇ〜!」とどやされた。
大将、おいしいけどこわいですう。
薩摩揚げは、新鮮な桜エビの香りが口イッパイに広がってめちゃめちゃうまかった。

お酒は他に、黒糖焼酎 長雲30°ロックを3杯。
ほろ酔いになりましたです。

2004年04月14日

ヱビス 超長期熟成 [ ]

「ヱビス 超長期熟成」は、そのヱビスビールの製法を踏襲しながらも、ヱビスのこだわりをさらに追求した商品です。熟成期間にヱビスビールの約2倍の時をかけ、さらに芳醇な味わいを実現しました。アルコール度数は約6%、色はやや赤味のかかった濃色タイプとなっています。ヱビスビールだからこそ出来た、さらにこだわったビール、それが「ヱビス 超長期熟成」です。

エビスビールは大好きなんだが、更に、数量限定・ネット販売オンリーなどと、
弱いわたしの心を無慈悲にくすぐりまくるこの「エビス 超長期熟成」。
申し込まない自信はぜんぜんないです。

申し込み開始は4月16日より。

日本酒学講師+ワインエキスパートを目指して!さんで知りました。


2004年04月09日

居酒屋日記 [ ]

突然始まった居酒屋日記。
訳あって、週に一度、ひとりで居酒屋活動を行い始めて2ヶ月くらいになりますか。
場所はいつも決まっていて、季節の魚や野菜が充実していて、安くておいしい素晴らしいお店。
ほぼ日替わりでメニューが変わるようなのだが、
おいしそうな物がぎっしり並んでいる手書きのメニューを見るわたしの目は、
たぶんどんな時より真剣。真剣勝負だ。

ここでひとりでチビチビやるのが幸せ。

今週のオーダー
つまみ
・そら豆
・富山白エビ刺身
・カマンベールチーズフライ
お酒
そら豆にはエビスビール生を
刺身には秋田のお酒、天の戸 特別純米 醇辛
フライには黒糖焼酎 長雲30°ロック

以前はカマンベールフライには、サルサソースが添えられていたのだが、
この日はマーマレードが!
甘い物が苦手なのでおそるおそる一個だけに少しつけて食べたら、意外と合うので感動した。

黒糖焼酎の中では長雲が一番好き。
いつもは二杯以上飲むんだけど、疲れていたので一杯しか飲めず。

2003年12月17日

宴会の季節 [ ]

昨夜、相方が帰宅した際に見たものは、パーカーを着て、めがねをかけて、電話を握りしめたまま眠っているわたしの姿だったそうです。
なんで電話なんか握りしめているのでしょう?帰りの遅い夫の身を心配してでしょうか。または、夫のいぬ間を盗んで誰かと睦言を交わすためでしょうか。自分でもぜんぜん記憶がないので、発信履歴をみたら相方にかけただけでした。
そのくせ、その後の相方からの着信には応じなかったようです。爆睡、してました。
そう、わたしは布団に入った記憶すらないのです。
久々に大きく酔いましたな。

当然、本日持病発症。もう、誰も同情してくれません。
へとへとになりながら出勤。そしてトイレ直行。
今日もまたパールピンクのシールとごたいめーんと思ったら、パールピンクではなく、パステルピンクだったことが判明。お詫びして訂正いたします。

年末は飲む機会が増えるので皆さんも飲み過ぎと二日酔いには気をつけましょう。
今回の敗因は秋ウコンの飲み忘れです。肝臓に効くのは春ウコンではなく秋ウコンだそうです。秋ウコンを飲んでからお酒を飲むと、いつもの倍は飲めると沖縄市場の人が言っていましたので、二倍飲んで秋ウコンも二倍飲んで宴会シーズンを乗り越えましょう!

2003年10月03日

アワモリハネムーン [ ]

先週は、夏休みで沖縄に行っておりました。
まあ、ハニムーンというやつでもあります。
何も話したくなくなるほどに美味かった石垣牛の上カルビ、なぜか泳げるようになったシュノーケリング、青珊瑚、色とりどりの魚、毎日のように食べた沖縄そば、などなどなど、素晴らしい5日間でございました。
そして泡盛は、本当によく飲みました。もう、絞ったら泡盛しか出てこないんじゃないかってくらい。
居酒屋で飲み、お土産屋で飲み(試飲)、部屋で飲み、バルコニーで飲み、あ、瑞泉酒造でも一通り試飲したな。毎晩へろへろでした。自分が豆腐ようにでもなったみたいでしたよ。
そしてそんなわたしの泡盛ライフを支えてくれたのがウコンです。
寝る前に10粒くらいウコン粒を飲むのです。そうすると、二日酔いもなく、翌朝すっきり目覚められます。
泡盛とウコンは、わたしの沖縄旅行を支えた二大特産物でございました。
ああ、なんて色気のないハニムーン………。

2003年09月05日

遅れて来る [ ]

職場の女子トイレの便座の裏に、「パールピンク」とかかれたシール(便器の色のことだと思う)が貼ったままになっていることを知っているのは、トイレを利用する数多の女子の中でもわたしくらいではないかと思います。
あ、男性のような仕方で用を足すからではありませよ、もちろん。
勤め始めて5年半、何度便器を抱えて苦しんだかわかりません。
あ、病気でもないです。
でも、病気みたいなものかもしれませんね。実際、「持病」と公言してますから。
わたしの持病とは、そうです、二日酔いです。
すんません。最低です。

若い頃は二日酔いなんて全然しなかったよー、という人がよくいますが、わたしは若い頃から二日酔いしてました。もう、十年以上この持病とつきあっているのです。
とはいえ、この十何年かの間、ただ単に苦しんでいただけではなく、様々な対処法を学びました。
水分塩分ビタミンは必須だとか、つらいけどがんばって何か食べるとか、水がいいとかポカリがいいとか、CCレモンが意外に効くなとか。
いちばんの対処法は飲まないことだとかは言わないでくださいね。
ともかく、がんばって戦ってきたのです!持病と!わたしは!などと「ピンポン」ばりの倒置法で威張ってみても仕方ないんですが。
飲み過ぎる。寝る。起床する。ぐわいわるうう……。出勤する。トイレに行く。「パールピンク」。
言うまでもなく、これがわたしの持病の様相です。
ところが、最近になってどうも病状が変わってきたようなのです。
飲み過ぎる。寝る。起床する。すっきりな目覚め。出勤する。仕事する。あれれれ?なんか変。トイレに行く。「パールピンク」。
結局は「パールピンク」のシールに行き着くことは行き着くのですが、途中が違います。
起きてからしばらくの間は何ともないのです。どちらかといえば元気なのです。
それが、昼前になって突然発症するのです。そう、二日酔いが遅れてやって来るのです。
年をとると運動をした翌々日に筋肉痛になるということをよく聞きますが、二日酔いも遅れてやってくるようになるのでしょうか。そんな話聞いたこともありません。
そして、二日酔いになる前となった後の境目っていったい何なんでしょう?
その境目以前のわたしは、いったいどういう状況なんでしょう?まだ酔ってるの?まだ次の日だという認識をしてないの?まだ一日は始まっていないの?どうなの?


2003年06月25日

電車で飲み放題 [ ]

通勤電車でちょっと1杯――。24日、茨城県の鮎川駅と常北太田駅を結ぶ日立電鉄で、走る居酒屋「ビア電日立号」の試乗会があった。

なるほどー。
電車の中で宴会をするってかんじなのね。これ。
予約も必要だし、気軽に一杯というわけではないのか。飲み放題ってのは魅力的だども。
でも、実際に通勤電車で飲めたらいやだろうなー。酒臭いしそこここに酔っぱらいだらけだろうし。
飲みたいけど。
それにわたし、たぶん降りないその電車。

2003年06月17日

うちの父 [ ]

父の日に贈った、父の名前入り彫刻ボトル!入りのお酒ですが、
「とてもおいしかった」との感想でした。
そしてもう一言。
「名前は入ってなくてもいから近いうちに一升瓶を」。

く、くんぬううう!
酒飲みは嫌いじゃあああ!

むかついたから泡盛でも飲みに行こう!
あれ?

2003年05月14日

読んだ本(カテゴリーはあえて酒) [ ]

「超・居酒屋入門」 太田和彦 新潮文庫

発熱中ナリ。
よって、いつものような鯨飲(笑)はできません。
悲しくって一気に読みあげたのがこの本。

居酒屋の歴史、酒器の説明、肴のはなし、酒のはなし、居酒屋での立ち居振る舞いなど、居酒屋の達人になるための流儀が、基礎編・実技編・研究編・実践編に分けて述べられています。

非常に勉強になりました。

はじめての居酒屋にひとりでスッと入って、きれいに飲んでさらりと帰る、そんな男になりたいものだ、というのがこの本の主旨だと思うんですけど。

難しいですね。
はじめてのお店は、ひとりじゃなくとも緊張するというのに。
それにわたしは男じゃないのでよけい難しい。

更に、多少顔なじみになっても決して常連面はせず、長居、深酒もせずに、あっさり帰るのが粋なんだそうです。

わたしなど、なじみになると堂々とカウンターに腰掛け、店員さんはもちろん、よう知らん客にまで話しかけ、端から順番に酒を飲み(冗談です)、酔っぱらったまんまいつまでたっても帰らない。

粋の正反対にいますな。

はんせい。

謙虚に飲もう。これからは。

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2003年05月03日

テラヤマの酒 [ ]

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先日、弘前でこんなお酒を入手しました。まだ呑んでいないので、お味の方はわかりません。が。お味なんてどうでもいいんす。いわゆるジャケ買いっす。
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すてき!