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2004年05月20日

仕事熱心のあまり [ 何んでもない ]

痴漢取り締まり担当の巡査部長、痴漢の疑いで逮捕 東京 - asahi.com : 社会

痴漢の気持ちを知りたかったのでしょうか。

2004年05月12日

ゴールデンウィーク中に読んだ本 その3 [ ]

松尾 スズキ「実況生中年〜寝言サイズの断末魔2〜」扶桑社
松尾 スズキ (編集)「演技でいいから友達でいて―僕が学んだ舞台の達人」岩波書店

松尾さん、忙しすぎて大変そう・・・。
「演技でいいから友達でいて」は、10人の演劇人との対談集。
各章とも、対談相手とのツーショット写真があるのだが、
最初のころと、途中と、最後のマチャピコとの対談のときと、それぞれ別人のよう。
詳しく言うと、若い→不健康にお太り?→ちょっと老けぎみにお痩せに?
見た目がこーんなに変わるのって、余計なお世話ですが心配っす。
「実況生中年〜寝言サイズの断末魔2〜」なんか読んでいると、壮絶なまでの忙しさ。
だ、大丈夫なんでしょうか。
そして「実況生中年・・・」に掲載されている日記の期間中の、
どの芝居も見に行っていないわたし。
だって、チケットとれないんだもー。
そして、現在公演中のニッソーヒの「ドライブイン カリフォルニア」もチケットとれなかっただもー。
あああ。わたしが松尾さんの生芝居観たのって、99年のNODA・MAP「パンドラの鐘」が最後だよ。
前世紀じゃーん。
ぐすん。
ぜんぜん本の感想になってないし。

山田 詠美 ピーコ 「ファッションファッショ」講談社
エイミーとピーコが、憎むべきアイテム(オープントウの靴にストッキングとか
パーティドレスにバーキンとか)撲滅のため、すばらしき毒を吐きまくってます。
読んでいて非常に爽快でした。
しかし、生まれながらにしておしゃれな人っていますよね・・・。
なんだろ。何が違うんだろ。
うーん。

陸奥 A子「陸奥A子自選集 (1) 薔薇とばらの日々 集英社文庫―コミック版」集英社
陸奥 A子「陸奥A子自選集 (2) 粉雪ポルカ 集英社文庫―コミック版」集英社

夫が毎日のように陸奥A子の漫画を買ってくるのです。
そして「うわー!乙女チック!」と身悶えているのです。
助けてください。

2004年05月11日

アオドクロ [ 芝居 ]

新感線プロデュース いのうえ歌舞伎「髑髏城の七人 アカドクロ(古田新太主演)」が
公演中ですが(チ、チケットとれなかった〜。うえ〜ん)、
秋に公演予定の「髑髏城の七人 アオドクロ(市川染五郎主演)」の公式ページが公開されてますね!
染さま、かっこえー。うつくし〜。必ず観なければ!

ゴールデンウィーク中に読んだ本 その2 [ ]

もうすぐ初日を迎える花組芝居「いろは四谷怪談」の予習のため…と思って四谷祭絶賛開催中。
なぜかやたらと取りそろえてある「四谷怪談」関係の本がすべて未読だったので、
この機会にと、一気に読みました。

鶴屋南北作 河竹繁俊校訂「東海道四谷怪談」 岩波文庫
片岡 徳雄「四谷怪談の女たち―子殺しの系譜 小学館ライブラリー (41)」小学館
横山 泰子「四谷怪談は面白い」 平凡社
広末 保「四谷怪談―悪意と笑い 岩波新書の江戸時代」岩波書店
小池 壮彦「四谷怪談―祟りの正体 知の冒険シリーズ」学習研究社

うわー。もうお腹イッパイ。
逮捕されたWinny開発者のハンドルネームを聞いたときに、「忠臣蔵か?」と思ってしまったほどに
頭の中は「四谷怪談」でイッパイ(民谷伊右衛門は塩冶の浪士、つまり赤穂浪士) 。
もーわたしが芝居をうてそうなぐらいです。
どれもおもしろく読んだのですが、なんといっても、小池壮彦著「四谷怪談―祟りの正体」は壮絶だった。
お岩さんの祟りとされるいくつかの事件についてたんたんとあげ、
更に、モデルとなったお岩さんは芝居のような死に方はしなかったのに、
なぜ祟ると言われるようになったかということを、冷静な筆致で述べているのだが、
決して大げさに怖がらせようとする文章ではないのだが、
なぜか怖い。本当に怖い。
夜中に読むと、怖くて読み進められなくなるので、昼間に集中して読破しました。
怖くて何度も止めようかと思ったんだけど、なぜか止められない不思議な本でした。

しかし、「四谷怪談」を芝居にかけると祟られるとか言いますけど、
ここでこうやって書いているのはどうなの?大丈夫かな?本の感想だけなんすけど……。

とういうことで、5月14日(金)、花組芝居「いろは四谷怪談」初日です。

居酒屋日記 [ ]

ゴールデンウィークがあったりなんだりで、少しお休みしていた居酒屋活動ですが、再開しました。

先週のオーダー
つまみ
・久里浜自家製煮真タコ
・四国生(ナマ)活トリ貝
・グリーンアスパラ揚げ

酒は、エビスビール生、黒龍(一合)、黒糖焼酎 長雲30°ロック(二杯)

タコは新鮮なタコらしい甘みが口いっぱいに広がって感動。
トリ貝はたぶん初めて食べたんだけど、貝らしい磯くささがたまらんかった。
速攻ビールを飲み干し、黒龍をオーダー。
なんだか食べ足らなくてグリーンアスパラ揚げを頼んで、黒糖焼酎に合わせた。

焼酎を飲み始めるようになってから、たぶん二年か三年くらいだと思うのだが、
未だに食べ物の合わせ方がわからない。
無難に何でも合うと思うのだが、
たとえばホヤ(大好き!)と日本酒みたいに、これだ!という組み合わせにはまだ巡り逢っていない。
日本酒と違って、つまみがなくても飲めるお酒かな、とも思うんだけど。

それにしても久しぶりのひとり酒はきいたなー。
ちょと酔いました。

ゴールデンウィークに読んだ本 その1 [ ]

ゴールデンウィークはどこか小旅行でも…とずううっと言い続けてはいたんだけど、
言いっぱなしで計画性のない我々夫婦。
結局行ったのは吉祥寺と、飯能のじいちゃん家と、二子玉川の瀬田温泉だけでした。
あとは地味ぃにひきこもって読書読書。

曽根まさこ「不思議の国の千一夜」 講談社漫画文庫 1巻〜6巻 講談社
な、なつかし〜。
わたし、自分のこと「別マ」育ちだと思っとったのだが、違った。「なかよし」があったのだ。
一度も買ったことないけど。
毎月、「なかよし」を定期購読しているヤスコちゃん家に行っては、読みふけったわ〜。
わたしのルーツはくらもちふさこでも槇村さとるでも岩館真理子でもなかった!
あさぎり夕であり、いがらしゆみこであり、曽根まさこだったんだ!
そういえばわたしのバイブルは「キャンディキャンディ」だったし!
つーことで、「不思議の国の千一夜」。六巻ぶっ通しで読みました。
本当は女の子なのにいろいろあって王子として育てられたセブランが、
旅に出て成長するっていうよくある話なんだけど、
成長ついでに何かの呪いで都合良く男にされちゃって、ちゃっかり嫁までめとったりする。
絵も可愛いし、なんとも伸びやかなストーリー。
赤ん坊はコウノトリが連れてくると信じている幼い妻に、
子作りの方法を説明するのに苦心するのが笑えるんだけど、
当時のわたしはどういう気持ちでこれを読んでいたのだ?ぜんぜん覚えてませーん。
でもはっきりと覚えているシーンもたくさんあって、懐かしさでしみじみしました。

曽根まさこ「七年目のかぞえ唄」講談社漫画文庫 講談社
これも懐かしー。
ヤスコちゃん家で読みました。
疑惑や憎悪を抱えたまま封印されていた過去の自分に呪われる話。
途中、「ドッペルゲンガー」という言葉が出てきてびっくり。
わたしが学生時代にやたらとドッペルゲンガーに偏った小説ばかり読んだり、
あげくに論文まで書くに至ったルーツがここに(ほんとか?)!
全然覚えてなかったんだけど。

松本洋子「黒の輪舞(ロンド) 講談社漫画文庫―松本洋子ミステリー傑作選」講談社
なつかしー。こわいー。
寄宿舎。黒ミサ。
あのころの漫画の登場人物(日本人以外)はみーんな寄宿舎に入ってましたね!
もしくは、孤児!あ、この漫画の主人公も孤児でした。

しかしまあ、どれも二十年くらい前に読んだものだというのに、意外にも覚えていることが多い。
最近なんて、前日に読んだ本すら内容を忘れてしまうというのになー。

2004年05月10日

JOKER [ 芝居 ]

「JOKER」
観劇日:4月3日 劇場:ル・テアトル銀座
作:生瀬勝久 演出:水田伸生
出演:明石家さんま 小栗旬 市川実日子 山西惇 温水洋一 八十田勇一 六角慎司 新谷真弓
/ 生瀬勝久

なーがーいー。
非常に長かったです。
休憩無しで3時間超って……。
東京千秋楽だから、よけい役者の遊びが入ったのかしら。
ともかく長かったー。

感想としては、うーん、ぐだぐだ。
おもしろかったですよ。腹抱えて笑いましたよ。
でも、なーんか芝居がぐだぐだ。
個性あるすばらしい役者さんばかりなのに、ぐだぐだな印象。
あんなに高いチケ代出して、わざわざ銀座まで行って見るほどじゃない。
テレビでじゅうぶん。
お金を出した価値があったのは、新谷真弓(ナイロン100℃)の演技だけ。

「透明人間の蒸気(ゆげ)」 [ 芝居 ]

「透明人間の蒸気(ゆげ)」
観劇日:3月27日(土) 劇場:新国立劇場中劇場
作・演出:野田秀樹
出演:宮沢りえ 阿部サダヲ 野田秀樹 高橋由美子 手塚とおる
有薗芳記 大沢健 秋山菜津子 六平直政 池谷のぶえ 他

宮沢りえの美しさこそがこの芝居のすべてだ、と言ってしまったらあんまりなので
さすがに大声じゃあ言えないけれど、そう言いたくなるほどに美しいりえちゃん。
光を纏ってきたのかと思うほどに輝いてた登場。そして涼風のようにさわやかにそよいだ第一声。
その場にいた誰もが求めていた存在がやってきて、そのあまりの感動に、一瞬で涙が出た。
いやー、正直、「北の国から」のシュウみたいな感じで出てきたらどうしようかと危惧しておったのですが。
杞憂でございました。

「二十世紀を千代に八千代に伝えよ」。太平洋戦争開戦の日におりた天皇からの勅命により、
二十世紀のうちに無くなってしまうであろう物(「みそカツ」とか、「風呂屋の番台」とか言ってた)が収集される。
そんな中、生きた人間として選ばれたろくでなしで詐欺師の透アキラ(阿部サダヲ)は、彼を保存する装置の事故により、姿を失い透明人間になる。
最早誰の目にも映らなくなったアキラの姿が、なぜか盲目の少女ヘレン・ケラ(宮沢りえ)にのみ見える。
文字通り「あなたしか見えない!」ケラは、透を「神様」と呼び慕う。
この二人の、まあ簡単に言えば悲恋を中心軸にして、黄泉の国や見せ物小屋の出し物など、野田らしい大忙しの展開で芝居は進んでいく。

戦前と戦後の間の違和感について、ものすごくストレートに訴える芝居だったと思う。
自分たちが失われまいとする神話の神々のあがきが印象的。
彼らが戻るべき黄泉の国の入り口(出口か?)が巨大な星条旗でふさがれている光景が胸に重い。

なんだかよくわからないまんまに、気付いたら泣いてしまっていたラスト。
久しぶりの野田の芝居(実は「パンドラの鐘」以来)は、すどーんと心に響いたのでした。